弊社では、お子様の内部被爆を出来る限りなくすことが出来るよう、給食の製造方針を設けております。
今までお知らせしている方針に変更はございませんが、再度お知らせ致します。
食材による放射能汚染をできるだけなくすために、下記の食材を使用しております。
1.震災前に製造・収穫されたもので適切に管理されているもの
2.原則として、出荷制限の出たことのある区域(福島県、茨城県、栃木県、千葉県、神奈川県、群馬県、宮城県、静岡県)以外のもの
3.上記出荷制限の出た地域の野菜などを使用する場合、外部検査機関に放射能検査を依頼し、ヨウ素及びセシウムが不検出のもの(検出下限値10Bq/kg前後)
米については10月21日より千葉県産・栃木県産の23年度米を使用しております。
米は主食であるため食べる量が多く、放射能についての心配が大きいことから検出下限値を1Bq/kgで検査いたしましたが、放射能は不検出でした。
米は収穫を済ませており1年分を確保しております。安全を期すために今後も定期的に放射能検査を行います。
弊社が使用している水は、50メートル以上の深井戸(水中ポンプを使用)から汲み上げた地下水です。昔の井戸のように井戸の口が開放されていないので、放射性物質を含む雨水などが流れ込む心配はありません。50メートル以上の深さにある水脈に地表からの水が浸透するには数十年かかると考えられます。ヨウ素は水に溶けて雨水と一緒に土中に浸み込みますが、半減期が8日間と短いので地下水脈に到達するまでにほとんど減衰し地下水に影響を与えることはないと思われます。また、セシウムは土壌に強く吸着され地表の土壌に留まるため地下水に混入することはほとんどありません。したがって河川水を原水としている水道水よりも地下水の方が安全と言えるそうです。(参考:日本放射線影響学会ホームページQ&A)
上記の理由で、土壌汚染による地下水の影響は少ないと考え、引き続き地下水(井戸水)を使用致します。なお、汲み上げた地下水は水質検査・放射能検査を定期的におこない、塩素による消毒をした上で使用しております。
食材の産地につきましては、野菜・魚についてホームページの「本日の献立」に表示してあります。参考にしていただきたいと思います
今後とも安全・安心な給食をお届けするよう努力して参りますのでよろしくお願い申しあげます。
代表取締役 平田 章